先日は2億円の会社を3年で10億円の会社にする方法というテーマのセミナーを受けてきた。
まあこのテーマをみただけでどこの会社のやってるセミナーかわかってしまうのだが(^^;
内容はとても参考になるものだった。こういったセミナーは概して役に立ちそうで役に立たない場合が多い。
WEBの技術やサービスに関するセミナーなどは役に立つが、会計経理や経営に関するセミナーはあまり役になってこなかった。
というか役に立ったためしがない。それどころか、本でも読んでたほうがましと思ったものが多かった。
実際最近はその分野に関しては本を沢山読むようにしている。数えてみるとこの二ヶ月に10冊は読んでいた。
今回はどちらかといえば経営に関するものなので、下手をすると役立たない危険性を危惧していた。しかしそんなことはなかった。
WEB制作を生業にしている会社はだいたい一億円くらいの年商で落ち着いてしまうということだ。
確かにうちの会社も昨年まで2年間は急成長がなかった。120%成長くらいだったのだ。3年前までは200%以上の成長もあったが。
今年はやや成長で再び伸び始めているのだが、これは社内大改革の途上であるという結果かもしれない。
セミナーで聞いたやらねばならないことは殆ど既に手がけている。しかし全員に徹底させ、定着させるのが今の課題だ。
といっても1つできていないものがある。それは営業部門の強化だ。現在は社長半分、
制作ディレクター2人が残り半分の仕事をとってきている。すべて知人やお客様からの紹介だ。一時期はWEBで相当入ってきたが、
今は減少傾向。これも制作が手一杯で、なおかつ社長がディレクションを行う仕事が半年も続いていたからだ。
WEBの更新と仕事の獲得は比例していたのは確実だ。
やはり、営業部門を作ることも必要だし、WEB営業マンであるWEBサイトの更新頻度の一定化も含めて取り組んでいく必要があるだろう。
しかし3年前には今やっていることがいいのかどうかは半信半疑だった。経営の本や、周囲のベンチャー系会社の人から聞いていたのだが、
本当にそうなのか、うちは特殊で当てはまらないのではないか?などと疑問視していた。なので取り組んでこなかったのだ。
しかし、それが2年間の低成長につながり、言われたとおりのことをやると再び成長。
でも失敗の経験がなければわからなかったかもしれない。
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