Webプランニング演習シラバス
本日から講義が始まります。参考までに下記のシラバスに基づき行います。
Webプランニング演習
授業概要
Webプロデューサーの仕事は、主に企画力、折衝力を駆使して、ビジネスとしての制作プロジェクトを立ち上げ、制作を遂行し、完了させることにある。
営業的・技術的な知識はもちろん、価値のある「商品」としてWebサイトをつくることが要求されるため、サイトの「価値」をつくりだす企画力と、実際に制作されたものがそれだけの価値があるかどうかを判断する能力が不可欠になる。
ここでは、そのために必要な制作されたウェブサイトの価値を判断する「目」、スタッフやスキルを適正に判断する「目」を養い、それについて「語る」スキルを養うことを目的とする。
到達目標
・Web構築の流れと、その中におけるプロデューサーの役割、業務内容を理解する。
・ウェブサイトの価値をビジネス視点で判断する能力を身に付ける。
・制作業務の概要を理解し、スタッフやスキルを適正に判断する能力を身に付ける。
・Webビジネスの知識から、自らが企画を考え、実践していくプロセスを学ぶ。
主な内容
回数 日程 授業タイトル 授業内容
学生一人一人が個別テーマを設定し、企画書を作成しプレゼンし、学んだことの集大成とする。
8 12/14 個別テーマによるプレゼン実践
Webサイトの見積もりは、その目標とする効果から逆算することも出来る。効果測定の知識を活かし、制作すべきWebサイトの見積もりや、運用コストを考えることを実際に行う。
7 12/7 Webサイト制作見積作成実践
Webサイトは作ったところがスタートで、その後の運用によってそのWebサイトの価値が生
まれてくる。日々の運営まで含めた運用計画を考え、実際に計画を考える。
6 11/16 Webサイト運用企画実践
個人情報保護法などによってセキュリティーが重要視されるようになってきたが、Web制作において必要なセキュリティーの知識とトラブル対策について考える。
Web制作におけるセキュリティー
5 11/9
Web制作は、制作して終わりではなく、常に効果測定を行いリニューアルを続けていく必要がある。その方法の実例とリニューアルへの持って行き方を考える。
Webの効果測定
4 11/2
企画書仕様書を作成し、それを実際にプレゼンしてみる。グループを作り、模擬Web制作
会社として提示の題目から行う。
3 10/19 Web制作プレゼン実践
2 10/12 仕様書作成法Webディレクションで必要な仕様書がどのようなものなのか、実例から考える。
Webプロデュースの基本である企画書がどのようなものなのか、実例から考える。特にビジネスの視点からの企画書をとらえられるようにする。
企画書作成法
1 10/5
履修条件
個人サイトやブログなども含めてWeb制作を実際に行った経験・知識
教材・教科書・参考資料等
毎回資料プリントを配布し、実際にWebサイトを閲覧しながら講義を進める。適宜下記のテキストも用いる。
渡辺康一『これからは歴史で稼ぎなさい!』2009年、ビジネス社
生田昌弘『Webサイト構築ワークフロー企画から制作、運用まで、プロの技術を学ぶ』2009年、ソフトバンククリエイティブ
担当教員
渡辺康一
評価方法
授業内課題30点、最終課題40点、参加態度20点、出席点10点、出席率30%以下は評価外
最近のコメント