伊藤若冲動植綵絵全30幅一挙展示を見にきた。 |
平日金曜日の朝で、大雨の中だったので空いてるかと思いきや、入るまではスムーズだったのだが、
第1展示室の入口で10分待ち。第2展示室の入り口で30 分待ちだった。
券売所には20分待ちとあったのでその間をとった感じだ。(写真は第1展示室までの順番待ち風景)
まあイタリアやフランスの美術館よりはましなので、これでよしとしよう。
そもそもイタリアやフランスは予約制で、何日か前に予約しないとダメな場合が多くて、
あきらめちゃうことも多い。
ちなみに場所は相国寺承天閣美術館である。結構小さな美術館なので混雑ははじめから予測できた。
なぜここなのかといえば、WEBサイトから引用すると
「もともと相国寺の伊藤若冲の最高傑作として知られる 「動植綵絵」を皇室に献上するにあたり、
若冲が寄進したときの「両親と弟、そして自分の永代供養を」 という遺志を汲んで「釈迦三尊像」
を相国寺に留めたことから、 この33点は分蔵されることとなって今日に至っています。
この時からのおよそ120年間、 33幅が揃ったことはありませんでした。
今回の展覧会はまさしく歴史的な機会といえます。」とのことだ。 http://jakuchu.jp/jotenkaku/point.html#m01
以前2000年の伊藤若冲展は京都国立博物館だったので、会場が広く、
混雑も気にならなかったのだが。
関連情報はmixiの下記のコミュにあるので参照して欲しい。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10737053&comment_count=145&comm_id=5005
順番待ちをしている最中にこちらのコミュをいろいろ読ませていただいた。
混雑状況がとてもよくわかるのと、皆さんの感想や、一緒に行った観光地などもレポートされており、
興味深い。 またウェブサイトも充実しており、新たな試みもされているのが目に付く。
http://jakuchu.jp/jotenkaku/
たとえば、混雑状況の確認、第2展示室のパノラマ画像などネット業界の人間から見ても面白いものだ。
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/20070426/p1
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また、ブログが積極的に活用されていることも特筆されるかもしれない。
今までブロガーに宣伝をさせるということはあまり見たことがなかった。しかし、上記のはてなダイアリーにあるように、
事前にブロガー24名に見させてレポートを書かせているのだ。mixiのコミュの書き込みにも、
その時の24名のブロガーによる記事が目立っている。
これらの甲斐あって、大盛況のようだが、もっとゆっくりと静かに鑑賞したいと思うのは私だけだろうか。
多くの人が伊藤若冲で感動してくれるのは嬉しいのだが。何かいい方法はないものか。もっと感動をというのは贅沢なのだろうか。
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