ウェブマックスに和菓子事業部が出来て5ヶ月目。ようやく引き継ぎも終わって新しいことにチャレンジできそうな時期に来ました。
本店開店、Yahoo!店、ビッダーズ店とネット店舗を今月立ち上げ、リアルな新店舗も京都三条通で開店を決定し、
東京の百貨店でも催事出店が決まりました。
でも何か物足りなさを感じてくるようになりました。それはなぜだろうか?いろいろ考えてみました。
なぜ自分が和菓子屋さんをM&Aしたのか、原点を忘れそうになっていることかもしれない。
そう思ってこの日記に書き留めておこうと思います。
IT和菓子屋の実現
プロシューマーとしての商品開発
これを忘れてはいけないと思っています。
日本の伝統は、古いものを保守することではない。新しいものを積極的に導入して改良し、新たな伝統を作っていくこと。
だと自分では思っています。たとえばきもの。もし古いものを保守するだけだったら、多分貫頭衣を今でも着ているはずです。
和菓子の世界もそうです。まだ業界というものに足を踏み入れてはいないのですが、ITからは縁遠い存在のところが多いようです。しかし、
この和菓子のすばらしさはぜひ伝えていきたいです。新しい世代や、
西洋や近代の様式にはまってしまって抜け出せない人たちにも和菓子の魅力は伝えていきたいですね。そのためにもIT和菓子屋が必要なのです。
詳しくはまたブログで機会を改めてお話ししたいと思います。
またプロシューマーとしての和菓子商品開発。もう使い古された感のある言葉ですが、
私の基本スタンスは自分の好きじゃないもの興味のないものは一切手をつけないことです。今手がけていることは何らかの興味があることです。
和菓子もそうです。もともともの凄いお菓子マニアでした。いつもこんなお菓子が食べたい、
このお菓子はこのへんを変えるともっとおいしくなる。などといつも考えていました。時間のあるときには、
団子や餅菓子は自分なりに作っていました。そんな自分がいざ和菓子屋をやりはじめると、周囲に業界人の意見ばかりが集積され、
少々プロデューサーになってきちゃったようです。これではいけない。やはりプロシューマーである気持ちを忘れないようにしなければ。
和菓子だけじゃない、本業もプロシューマーである気持ちを忘れないこと。今月からできた新事業部第2弾であるWEBアプリ事業部。
これもまさにプロシューマーでなければなりません。
ということを忘れないためにもここに書き留めておきます。
ごくん(^^;コメントどうもです!
次回はぜひ三条店へ。多分9月くらいかな。
客としてほしいものを作れる売れる感覚は大事ですね。
WEBでこれだけ客の感覚がつかめる手段ができたので
なおさらですね。
投稿情報: 大王 | 2006年7 月27日 (木) 21:00
三条店開店おめでとうございます!
次回試食させていただいたものですよね。
「プロシューマー」私自身も、仕事をしている上で
大切にしたいキーワードです。「お客様第一」と
「プロ意識」のバランスって、大切ですよね。
次回上洛の際は、是非是非また遊んでください!
その際は、三条店にも行ってみまーす。
投稿情報: ご | 2006年7 月24日 (月) 21:22